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国語の試験で、難しい評論文に時間を取られ、簡単な漢字の問題を解く時間が無くなってしまった経験、ありませんか?
英検も、本当は得点できる問題を解けなかったら、合格が遠ざかるのは同じです。
そんな惜しいことをしないためには、
   
  ①集中して解くことのできる順番で解く
  
②あらかじめ決めておいた時間配分に沿って解く


といった、戦略的な解き方が必要になります。
本来、自分で過去問を時間を測って解き、各設問で解くのにかかった時間から配分を分析するのがベストですが、お時間がない方や目安を知りたい方は、ぜひご参考になさってください。
(当記事は厳正な分析により記載しておりますが、一個人の見解であり、読者様の合否や得失点には責任を持て兼ねますので、その点ご理解、ご了承のうえご覧いただけますようお願い申し上げます。)


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①集中して解くことのできる順番で解く

私が過去問を5年分繰り返して解き、平均して高い得点を出せた順番は、以下の通りです。


 1.  【筆記1回答】

 2.  -ずれてマークしていないか確認

 3.  【筆記2回答】

 4.  -ずれてマークしていないか確認

 5.  【筆記3回答】

 6.  -ずれてマークしていないか確認

 7.  -筆記1〜3でマークを塗り間違えてないか確認 

※問題を解く際、問題用紙の正解だと思った選択肢の数字に、〇を付けるべきだと考えています。この7番にて、正解をマークできているか確認する時、もう一度問題文を読まずに済むためです。


 8.  -筆記1〜3で迷った問題があれば、ここで再考

 9.  -リスニング選択肢下読み

 10.  【ライティング】 

 11.  -ライティング見直し: スペルミスや文法の間違い、読みにくい文字はないか?

 12.  -さらに時間が余っていれば、迷った問題を再考

 13.  【始まり次第リスニングへ】


★ポイント
①確認と見直しに、"し過ぎ"はない。

多すぎでは?そんなにマークし間違えないよ!と思うかもしれませんが、緊張している本番では、解く時間を削ることになってでも、確認する時間を設けた方が得点に繋がります。

わからない問題に悩むなら、直感で正解を選んでマーク確認に回した方がいいくらい。確実にわかるものを確実にモノにした方が、総得点は上がります。
②ライティングの順番は、実はこんなに後ろがベスト。

これには以下の理由があります。

1.  あとに何か問題を残した状態ではなく、ライティングだけの状態で解いた方が、焦らずじっくり作文できるため。

2. リスニングの得点は、選択肢の先読みができているか否かでほぼ決まるため。

(質問文を聞いてから選択肢を読むのでは、選んで且つマークするのに時間が足りません。 また、あらかじめ選択肢を読んでおくことで話のテーマや問われるポイントを推測でき、そこに集中して聞くことができます。だから、選択肢の下読みは絶対なんです!!)

3.  ポイント1で述べたように、正解を確実に得点とするためには、確認の時間をあらかじめ取りたいため。


これらの理由のため、ライティングはこの順番にしています。

他の行程をおおよそ時間配分通りに終えれば、きちんと時間を取れますのでご安心ください。

ということで、次は時間配分です。



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②あらかじめ決めておいた時間配分に沿って解く

 1.  10分【筆記1回答】

 2.  1分 -ずれてマークしていないか確認

 3.  10分【筆記2回答】

 4.  1分  -ずれてマークしていないか確認

 5.  26分【筆記3回答】

 6.  1分 -ずれてマークしていないか確認   

 7.  1分 -筆記1〜3でマークを塗り間違えてないか確認
 8.  3分 -筆記1〜3で迷った問題があれば、ここで再考

 9.  5分    -リスニング選択肢下読み

 10.  20【ライティング】

 11.  3分 -ライティング見直し: スペルミスや文法の間違い、読みにくい文字はないか?

 12.  4分 -さらに時間が余っていれば、迷った問題を再考

 13. 【始まり次第リスニングへ】

★詳細
●  1.  10分【筆記1回答】短文の語句空所補充(20問)
  ⇒1問30秒で解きます。
  選択肢の語句の意味を知っているか否かで解答の可否も決まるので、悩まず反射的に答えていきましょう。
   吟味したい問題は印をつけて置き、順番の8や12であらためて考えます。
  
1問ごとに時計を見るのは時間の無駄なので、10問解き終えたらに5分で解けているか確認します。      
● 2.  1分 -ずれてマークしていないか確認

● 3.  10分【筆記2回答】長文の語句空所補充(6問(長文1題につき3問で2題))
  ⇒長文1題につき5分で解きます。
     長文をタイトルを含め頭から読んでいき、空所に読み当たったら、選択肢を見て正答を選びます。
  
長文1題を終えたら5分で解けているか確認します。
● 4.  1分 -ずれてマークしていないか確認

● 5.  26分 【筆記3回答】長文の内容一致選択(12問(長文1題につき3~5問で3題))
  ⇒長文Aは6分、BとCは各10分で解きます。
  長文Aは、短めで且つ宛先や件名を見れば内容をかなり推測できるメール文なので、6分でスピーディに解き、長文BやCは時事ネタなどの説明文なので丁寧に読んでいきます。
  どの長文も、タイトル⇒選択肢⇒文章(段落の始めと最後の1~2文は全文を読み、あとはかいつまむ。)の順番で解いていきます。選択肢を先に読むことで文章の内容推測と読み取るべき事項がわかり、無駄なく読めます。
  長文1題を読むごとに、各配分で読めているか確認します。    
● 6.  1分 -ずれてマークしていないか確認   

● 7.  1分 -筆記1〜3でマークを塗り間違えてないか確認
  ⇒左手人差し指で問題文の〇を、右手人差し指でマークを指さしながら確認すると、確実&速いです。
● 8.  3分 -筆記1〜3で迷った問題があれば、ここで再考
  ⇒時間配分を超えてしまいそうで吟味できなかった問題は、ここでリトライします。とは言え、まだ工程は残っているので、深追いは禁物。また、答えが導き出せなかったとしても、必ずどれかにマークだけはしておくこと。
●  9.  5分 -リスニング選択肢下読み
  ⇒リスニングの下読みをします。なぜ必要かは①のポイント②で述べた通り。
  せっかく読んでも忘れてしまいそうだったら、例えば選択肢の主語がすべてHeで始まっていて、vacationやdivingやsurfing、海外の地名などがあったら、「He 休みに何する?」のように聞き取るべきポイントを走り書きしてもOKです。
●   10.  20【ライティング】
  ⇒文章内容組み立て5分、英作文下書き10分、解答用紙に清書5分で解きます。
  日本語、英作文に慣れている人は英語で、文章の展開を考えメモします。
  以前ライティング対策の記事でも書いた通り(http://aasarikudo.com/archives/60752841.html)、
   ●TOPICに対する自分の意見表明:1文
   ●意見をサポートする理由1:1~2文
   ●意見をサポートする理由2:1~2文
   ●まとめの文(もう一度意見の表明):1文 
  を考えます。spellミスなく書ける単語、文法ミスなく書ける文章構成を使って、意見と内容を考えましょう。
  問題用紙の余白に下書きをしたのち、解答用紙に試験官が読みやすい字で清書します。          
● 11.  3分 -ライティング見直し: スペルミスや文法の間違い、読みにくい文字はないか?

● 12.  4分 -さらに時間が余っていれば、迷った問題を再考

  ⇒順番8で解答を決めきれなかったものは、ここでもう一度トライします。特にないようだったら、英作文に時間も割いてもよし、リスニングの下読みをもう一度してもよし。 
●   13.  【始まり次第リスニングへ】
  ⇒ここまでの解答で悩ましいものがあったとしても、すべて忘れて、リスニングに全神経を集中させましょう!

★ポイント
①1分単位でカウントせよ。
確認の順番など、1分のみ配分している行程がいくつかあります。ほかにも、26分の筆記3や17分のライティングなど、5分単位でないと時計が見づらいという方もいらっしゃるかもしれません。
しかしカウントのしやすさを優先して配分してしまうと、配分に無駄が生じてしまいます。
そこで少しでも見やすくするのが、時計の2個持ち。デジタルとアナログの2つを用意します。
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デジタルは1分単位でカウントするため、アナログは直感的に残り時間を把握するのと、秒針を見るためです。
②どんなにわからない問題でも、何かしらにマークしてから次の問題へ。

どんなに難しい問題でも、マークさえすれば4分の1の確率で正解できるんです。
逆にマークもせずに後でもう一度考えようと残しおき、時間切れになってしまったら、こんな惜しいことはないです。大胆にいきましょう!

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以上、英検2級の解く順番と時間配分の提案でした。
みなさまのご健闘をお祈りしております!!
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参考文献
2016年度版 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社、2016/2/29)

2016年度版 英検2級 過去6回全問題集CD (旺文社、 2016/2/29)

【CD付】DAILY20日間 英検2級集中ゼミ 四訂版 (旺文社、2015/7/22)